2012年4月21日土曜日

語も、ヒップホップも検定なんかいらねえよ

えひ(1)ゼミは研究発表と論文紹介をする。ゼミの前に、みんなでチェゴヤでごはんを食べる。昨日カキ入りキムチチゲを食べてたら、TOEICに「有効期限」があると聞いてのけぞった。スコアが、何年か経つと使えなくてまた受けなくてはいけないのだという。しつこいね。あこぎな商売だなあ。

えひ(2)何回も書いているように、TOEICはナンセンスだと思っている。ところが、ゼミ生のまみたこの証言によると、大学でも、英語教師がTOEICのスコアを要求され、ベテランが「初めてTOEIC受けるよ〜」と言っているらしい。世も末だね。TOEICでボーナスが変わる塾もあるとか。

えひ(3)TOEICって、結局、英語を使ったり、英語を生きたりしていない人たちが、自分たちで英語の力を判断する能力がないから、丸投げしているだけじゃん。問題作っているアメリカのETSと、日本のなんとか協会はうはうはだね。でも、日本人の英語の表現力が向上したという話は聞かないね。

えひ(4)あのさ、英語って、自由なのよ。生き方なのよ。表現なのよ。なんでこういうリズムになったかというとさ、ヒップホップってやつ? 先日、ヒップホップ検定なるものができる、っていうんでみんなの爆笑かってたでしょう。あれ、中学でダンスが必修になるから、先生対策なんだって?

えひ(5)でさー、ヒップホップを検定するって、明らかにおかしいってわかるよね。だって、ヒップホップって、ストリートじゃん、自由じゃん、検定って、ぷって笑っちゃうよね、文科省。で、本人たちがまっすぐ真剣だって思っているところも、笑っちゃうよね、さすが教科書検定。

えひ(6)それでね、チェゴヤでゼミ前のご飯を食べているときに、「あっ!」と思ったわけ。それで、まみたこに、「明日の連続ツイートのネタができた!」と言ったんだけど、その場では、一生懸命がまんして、それが何かを言わなかったんだけど、今からここで書きたいと思います。

えひ(7)つまりね、英語もヒップホップだと思ったら、TOEICのだささが一気にわかるでしょ、という話。言葉って、その人のリズムだからね。人生観だからね。文法とかボキャブラリじゃなくて、英語がヒップホップだと思って向き合うことで、初めて本質がわかる。そこなんだよ。

えひ(8)ヒップホップ検定がナンセンスなのと同じように、英語検定もナンセンスなんだよ。英語なんて使い倒せばいいんだよ。それなのに何だ、そのうんねんかん有効なTOEICスコアって。そんなの、生きることと全く関係ない、小さく前にならえの詐欺じゃん。つきあう必要まったくな〜し!

えひ(9)大学の教員まで、英語のTOEICスコア要求するなんて、世も末、日本はオワコンだね。就職面接で、「君は英文科なのに、TOEIC受けていないんだね」と聞くばかおやじもいるそうだけど、昔は、そんなおろかなやつらはヒップホップに相手にしない、というのが大人だったんだけどね。